藤原会計の歩み


episode 01
大手電機メーカー社員から税理士へ
高校卒業後、ご縁があり大手電機メーカーに就職。 人事部の配属となり忙しい日々を過ごしていたのですが、次第に社会に貢献する仕事をしてみたいと思うようになりました。自分には何ができるだろうと考えた結論が税理士でした。 税理士になることを決意し、人事部長に辞職を伝えたときに言われたのが「辞めることを辞めなさい」。税理士試験は難関なうえ、税理士は常に勉強が必要になる大変な世界。この会社にいたほうがいいと引き留められましたが、私の決意が揺らぐことはありませんでした。
episode 02
TKC創業者に共感
税理士試験を目指しながら会計事務所に勤務したことは私の税理士人生にも大きく影響を与えました。実務経験を積めたことはもちろんなのですが、TKC全国会と出会い、税理士としての理念の礎を築くことができました。 勤務していた会計事務所がTKC会員事務所であり、TKC全国会を知り、素晴らしい組織だと感銘を受けました。 特に創業者である飯塚毅(いいづかたけし)博士の考えに心から共感。 税理士という仕事の意義と価値をあらためて認識し、税理士になりたいという気持ちがいちだんと強くなりました。 飯塚博士を知ったことで人生が変わったと言っても過言ではありません。
episode 03
難関な試験を突破、事務所開業
税理士試験は、簿記論と財務諸表論の会計学2科目と、税法に関する科目から3つ選択し、合計5科目合格しなければなりません。1科目ずつ受験することができ、合格まで早くて3〜5年、平均で10年かかると言われています。 私は会計事務所で働きながら、税理士試験にチャレンジ。試験勉強は大変でしたが、絶対に合格するという強い気持ちを維持し、自分にできないわけがないと言い聞かせていました。 努力の甲斐あり悲願の5科目合格、1986年2月に税理士登録し、6月に藤原正利税理士事務所を開業しました。
episode 04
TKC全国会に加盟
念願の税理士となり、すぐにTKCに入会。TKCが提唱する巡回監査や租税正義の実現、経営助言などを開業以来実直に遂行してきました。 TKCの会員事務所にとって基礎的なことを丁寧に取り組んだ結果、関与先からの信頼を得ることができたと考えています。いわゆるTKC会員事務所の業務については、巡回監査、自計化、継続MAS、書面添付は愚直に取り組み、事務所の標準業務と言えるよう大部分の関与先へ実践。 その結果、「強い会社」を目指しお客様をご支援できる体制を築くことができ、さらに一般の会計事務所と比較して、盤石な経営支援ができる事務所として差別化が図れたと考えています。
episode 05
開業後はお客様・スタッフのおかげで順風満帆
事務所開業時は果たして仕事があるのか、お客様が来てくださるのか正直不安な日々でした。お客様に寄り添うことを第一に、開業当初はがむしゃらに頑張っていました。 その後、お客様がお知り合いを紹介してくれるという好循環が起き、顧問先数も徐々に増え、事務所として成長することができたことはお客様のおかげであり、感謝しかありません。 開業して数年後、私一人では業務をさばききれなくなったため人材を募集し、常時2〜3人のスタッフとともに事務所を運営しています。これまでのスタッフの中には在職中に税理士を目指し独立した方をはじめ、いまでも交流が続いています。 どんな仕事もそうだと思いますが、自分一人のチカラには限界があり、たいしたことはできません。みんなの協力があってこそ不可能が可能になりますので、当事務所で働いてくれたスタッフ全員に感謝しています。
episode 06
今後のAI時代こそ必要となる信頼構築
AIの進化が目覚ましい現在、当事務所ではTKCが独自開発した会計ソフトを活用しており、業務の省力化に役立っています。このソフトもやがてAI化が進んでいくことでしょう。 便利になったり、効率化が図れたりすることは歓迎しますが、税理士の業務がAIによって変わってしまうのはあまり賛同できません。 今後どのように変わるかはわかりませんが、いちばん大切なのは、経営者が自分の会社をより良くしようとする気持ち。そして、経営者に寄り添う私たちの思いです。 AIに感情はありませんから、どんなにAIが進化しても人と人のつながりという領域には侵入できません。だからこそ、人と人、経営者と私たちのリアルな関係、信頼構築がいっそう必要不可欠になると考え、日々業務に取り組んでいます。